速く走ると、楽に走る
ロードバイクに乗られる方には、大雑把に分けて2種類に分かれると思います。
レースにがんがん出て、速さを追求する人と、ロングライドイベントに出て楽しむ人。
私は、どちらかと言えばレース派です。
そこそこ、あくまでそこそこ走れるので
どうすれば速くなる?とか、どうすれば楽に距離を走れるか?と聞かれることがあるんですが、重視する(時間をかける)強度が違いますが、根本は同じだと思うんですね。
例えば、同じ坂をAさんは全力で3分で登れます。対してBさんは全力で5分かかります。
二人が一緒に5分で登ったときは、当然Aさんが楽に登れます。楽に走るということは、速く走れると言うことです。
「走れる」と言うのがポイントで、速く走れるけど、走らないのが楽に走るということですよね。
グレッグレモンの言葉で、「決して楽になることはない、ただ速くなるだけだ」とあります。レーサーが勝つためにはこれですが、ロングライダーには逆のことが言えますね。
「速く走らないよ、楽に走るだけ」と言ったところでしょうか?
ロングライダーの方も、嫌がらずにたまに強度を上げて、「今日は、この登り全力で走ろう!」とか刺激を入れるとますます楽に走れるようになると思いますよ。
メニューの組み立て方も色々とありますが、
トレーニングは適応だと考えているので。
まずは目標とするレースにかかる時間を考えましょう。私がニセコクラシックに初めて出る時、150kmのレースは走った事が無かったので、未知の領域です。5時間なるべく止まらずに走ることから始めました。春先の2ヶ月位は週末に乗り込むことで、必要な体力をつけます。
次に登りの練習をしました。コースマップを見て、最長の登り区間4、50分かかると見てコースを、考えましたが…北海道の様な緩やかな長い登りはなかなかありませんので、リピートクライムで代用です。強度は少し高めで数本登りを繰り返しです。
コース的にはアップダウンが、多めなので登りの練習を、多めに入れた事で初参戦なんとか完走は出来ました!
クリテリウムだったら、スピードの変化が大きいのでインターバルをたくさん入れる。
コーナ立ち上がりをイメージした、もがきからレースペースで走って、またペースアップなど、レースに合わせたメニューを考えてトレーニングしないと無駄ですよね。
今はYouTubeで、レース動画を上げている方もたくさんいますので、レースのポイントになる区間のペース等も確認出来ますので、参考にメニューを考えて実践するのも楽しいと思います。
もうしばらく、イベントの見合わせが続くと思いますが開催される日を楽しみにトレーニングしていきましょう!